ADR
現在日本から買えるインドADR銘柄は、岡三証券で11銘柄。
楽天証券で10銘柄。東海東京証券が6銘柄となっております。
ここではその中から、中心となる数銘柄を見ていきます。
<インフォシス>
IT・ソフトウェア分野では第2位につけている優良企業
(1位はタタ・コンサルタンシー・サービシズ)。
金融機関向け・通信向けの売上が大きい。
売上は、北米64%、ヨーロッパ24%と欧米の売上が大きい。
インドIT・ソフトウェア業界は質の良い、安い、英語の話せる人材によって
急成長している。当社もこの典型的な例と言えるだろう。
当社はこれにコンサルタント等の付加価値を付けて顧客拡大を模索中。
また、現在5万人の従業員を、ここ数年で10万人にするとしている。
インドIT・ソフトウェア分野の中でも安定した業績拡大の見込める企業です。
<シフィー>
「当社はどんな企業か?」という質問を受けた場合、一言で答えると
「インド版グーグルです」となります。
事業内容としては、個人向けプロバイダー・eコマース事業・コンテンツ制作が主。
さらに、サイバーカフェも手がけ、インド国内での当社認知度は抜群。
実はインドのインターネット利用者の70%はサイバーカフェからのものであると、
インド政府も発表しております。
今後のインド・インターネット事情を考えるとき、2億人以上のブロードバンド・
IT利用者をターゲットと見ることが出来ます。
つまりは、今後爆発的な成長の可能性を秘めた企業と言えるでしょう。
<タタ自動車>
インド第2位の自動車メーカー。
インド最大の財閥タタ財閥の傘下企業。
中・大型車の商用車では、シェア65%と抜群の強さ。
商用車全体でも59%のシェアを確保する。
このタタ財閥のトップであるラタン・タタ総帥は
経営理念に「インド経済成長への貢献」「社会的責任」を掲げております。
その事が企業に尊敬を集める結果となっております。
事業業績が良いことはもちろんですが、企業の存在自体がインド国内で
人気となっております。
<ウィプロ>
インドを代表するIT企業。
IT・ソフトウェア分野、国内第3位。
主業務はソフトの受託開発ですが、コンサルティング業・ソフトウェア開発など、
IT関連事業を全てを網羅。
シフィーと同じく、人件費上昇に悩むが、高付加価値分野への取り組みや
生産性向上で対処していく模様。
北米・欧州・アジア地域が拠点であるが、日本での売上はまだまだ。
しかし今後安い人件費を武器に安い開発コストで日本での売上拡大を目指す。
オーストラリアや北米ではソフトウェア会社を次々買収し、アジア太平洋地域への
拡大を進めている。
<ICICI銀行>
インド民間の銀行で最大。政府系金融機関のICICIが前身。
クレジットカード・自動車ローン・住宅ローンにおいて国内1位。
他にも企業・個人融資なども行う。
証券・生保など子会社の活動も活発。ICICIプレジデンシャル生命は
国内個人生保で1位。
同行は低金利政策にのって貸し出しを伸ばしております。不動産価格の上下で
不良債権が増える可能性は有ります。現在のところは不良債権比率は低く
健全状態。海外への進出も積極的。現地に銀行設立するだけでなく、
買収も行い、海外での足場を着々と固めている。
<HDFC銀行>
インド民間の住宅金融の銀行。インド準備銀行から民間金融機関として独立。
各種ローンを取り扱うが、不動産が強い。
ICICI銀行と同じく低金利政策にのって貸し出しを伸ばしているため、
不動産価格の上下で不良債権が増える可能性が有ります。
現在のところ不良債権比率は低く、信頼性の高い銀行と言えます。
グループ企業に生保・証券・不動産など有ります。
インドでは国有銀行の再編は政治などのカラミで進んでいないのが現状。
それを背景にICICI銀行やHDFC銀行などの民間銀行が着々と
リードを広げています。
<サティヤム・コンピューター・サービシズ>
インドを代表するIT・ソフトウェア企業。
ソフトウェア開発・コンサルティングなどを手がける。IT売上でインド第4位。
創業者のラマリンガ・ラジュ氏は、インフォシスのナラヤナ・ムルティ氏と並んで
欧米から有能な経営者として評価を受けています。
それを背景に、欧米だけではなく日本からも優良企業が数々提携を結んでいます。
欧米を中心に50ヶ所以上、500社近い企業と提携を持っています。
まさにインドを代表する世界企業となっています。
これからは欧米だけでなく、日本を含む海外進出に益々積極的。
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