インド株投資商品購入
前ページでは、インドの経済成長の可能性と、その急成長は
IT・ソフトウェア分野が牽引車となっていることを見てきました。
さてここでは、実際のインド株投資について、その投資商品を見ていくこととします。
意外と簡単 インド投資
現段階でインドへの投資が可能なのは金融商品は
「投資信託(ファンド)」「ADR」「eワラント」の3つです。
1、ファンド
プロが自分の代わりに運用をしてくれる投資信託です。
インド株を非常に簡単にはじめられるのがこの「ファンド」です。
特に情報の集めにくいインド株の場合、私たち一般投資家に代わって
プロのファンドマネージャーが運用してくれるこの投資信託は、
優良銘柄を選出し分散投資してくれるので、リスク抑制にもなります。
しかし、その分手数料コストが高くなります。
インド株投資信託は証券会社だけでなく銀行でも取り扱いが有ります。
購入時手数料コストは3%〜3、5%前後です。
日本でも主なもので10前後のファンドが購入可能ですが、購入時には
目論見書を確認します。目論見書には@手数料AリスクB運用方式が
書かれています。どのような銘柄・産業に投資するのか書かれていますので
チェックしておいた方が良いでしょう。
2、ADR
株式投資の経験がある方ならば、個別にインド株銘柄を購入したいと
考えると思います。しかし現時点では残念なことに、日本でインド株を
直接購入することは出来ません。インドの株式市場は外国人個人投資家へは
開放されていないからです。そこで注目されるのがこのADRという商品です。
ADRとは、外国企業が資金調達のため、米国の株式市場で株式の代わりに
発行する預託証券です。配当もしっかり有り、実質は株式と同じです。
日本でインドのADRを取り扱う証券会社は3つです。
岡三証券・楽天証券・東海東京証券です。岡三証券11銘柄取り扱い。
楽天証券が10銘柄取り扱い。東海東京証券は6銘柄取り扱いです。
ADRは株式市場で取引され、株式と変わりませんが注意点としては、
「プレミアム」というものがあります。プレミアムとは簡単に言うと
インド国内で取引されている株価と、ADR価格との差のことです。
投資家にとって便利なことも有り、ADRの方がインドでの株価よりも
高くなる傾向があるようです。これを「プレミアムがつく」と呼んでいます。
もう一つ注意しておきたいのが、為替レートです。
インドADRは米ドルでの取引となります。
したがって為替手数料も発生してしまいます。
具体的には、購入時より円高で売却すると損をするということになります。
最後に税金ですが、現在のところ譲渡益に対して10%です。
日本国内の譲渡損益と通算可能です。08年4月からは20%となります。
3、eワラント
ゴールドマンサックスINTが発行している「eワラント」も
インドへの投資手段の一つです
eワラントを簡単に説明すると、「決められた日に一定の価格で売買する権利」
ということになります。それをオンラインで取引するというわけです。
eワラントには大きく分けて2種類があります。
決められた日に決められた価格で「買う」権利を売買する「コール型」と
決められた日に決められた価格で「売る」権利を売買する「プット型」です。
したがって価格下落時に利益が出せるのが「プット型」ということになります。
このeワラントには「権利行使日」と「満期日」の組み合わせで様々な商品があります。
権利行使価格が一定水準(コール型1500ルピー〜3000ルピー・
プット型2000ルピー〜3000ルピー)を超えていれば、満期日に償還金が受け取れます。
とにかくeワラントは、ハイリスク・ハイリターン商品です。
短期投資がいいかと思います。
特に注意が必要なのは満期日までの残存日数です。
一般的には満期までの日数が多い商品は価格も高くなります。
満期日以外は同条件であるとしたら、残存日数が多いほど権利行使価格を上回り、
償還金の可能性が高くなります。
eワラントは投資した金額以上損をすることはないものの要注意です。
各商品の特徴をまとめてみました。
| |
ファンド |
ADR |
eワラント |
| 適正 |
初心者向き |
中級者向き |
上級者向き |
| コスト |
手数料+信託報酬で
約定額の3、5%前後 |
1取引定額制
31、5ドル(楽天証券) |
525円
取引額5万円未満
(カブドットコム) |
| メリット |
・個別銘柄情報が必要なし
・資金が小額でもOK
・ローリスク
・プロの運用 |
・自分で銘柄選定が出来る
・資金が小額でもOK
・ハイリターン
・コスト安い |
・資金が小額でもOK
・ハイリターン
・コスト安い |
| デメリット |
・コスト高い
・ローリターン |
・銘柄選定の必要あり
・銘柄情報の不足 |
・ハイリスク
・商品知識必要 |
| 取引時間 |
8:00〜19:00
(岡三証券) |
15:00〜翌2:30
(楽天証券) |
24時間 |
| 必要金額 |
1万円前後 |
2万円前後 |
1万円前後 |
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